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あるまじろみたいな。 写真とか、カメラとか、日常とか。ぎゅっと詰め込んだ場所。

入江泰吉記念奈良市写真美術館に浅田政志展に行ってきた話。

26日締め切りの展示的な、公募的な?イベント用の写真提出できなかった。

帰宅後、玄関で倒れたから仕方ない。

気を取り直しましょう。

 

ということで、展示初日に行ってきました!

 

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GR1vにはなぜかモノクロ詰まってた…

浅田政志さんの「ほぼ家族。」展。

代表作の「浅田家」から始まり、そのあとの「NEW LIFE」や、南三陸などの写真プロジェクトなどの最新作まですべて見れちゃう展示。

 

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入り口は大きな写真がいくつも並びます。

 

 

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この日は初日ということで、赤々舎の方とアーティストトークがありました。

予定があったので、1時間だけ拝聴して会場を後に。

 

個人的には、Keisuke Kandaのお洋服が好きでして、まさか、浅田さんとコラボしてたことをすこーーーーんと忘れており(twitter遡ったらテンション高いツイート見つけた)、

あれ?これってケイスケさんの服っぽいし、どこのブランドとのコラボだろう、好きなテイストの写真だし…って眺めてて、ケイスケさんのぞうさんエンブレム見つけて、心の中で叫びました。

ギャラリートークには、浅田家のご家族、ほぼ家族な皆様も来られていて、すごかったです。

撮影OKなところもすごいです。

きゅんときたポイントは、各壁の下のラインの色の違いをみつけたときでした。

マニアックな人にはわかるかと。

一緒に行ってくれた友人には、「なんでそんなところに気づくの!?」と驚かれました。

 

 

個人的な感想を申し上げます。

実は、今回の展示、入江泰吉さんのまほろばと同時展示になっています。

入江さんの方は撮影NGです。

まほろばの方から写真をみていくのですが、この写真が凄すぎて…

ため息が出るほどです。

友人は「デジタルなん?」って言ってましたが、完全にフィルムでここまでくっきりきっちりした大きな写真を見たのは久々でした。大判すごい。

まっすぐな写真。

正統派な奈良の風景写真をみた後に、暗がりを抜ける瞬間にみえた、浅田さんの家族写真。

一気に現実に戻された感がありました。

当日は梅雨の晴れ間で、本当に暑くて暑くて、個人的に精神が弱っている時期でもあるので、まほろばだけで終わっていたら、ずっと余韻をどうしていいかわからず困ったと思う。

もともと写真展を見ると一気に力を奪われるのに、まほろばが静かな写真なのに強烈で。

ある意味、浅田家のもので中和されるのですが、個人的にはなんだか勿体ないって気持ちが残りました。

ふるさととか、家族とか、ルーツを表現することは共通なのに、

あまりにも展示の温度差がすごすぎて頭の中がパニックを起こしてる状態。

浅田家の写真をじっくり見てもあまり感じることができなかった。

写真集を美術館の方のご好意で購入後ですが残していただいているので、引き取りに行くときに浅田家の写真をじっくり見てこようと思います。

 

 

開催詳細は以下。(※まほろばとほぼ家族は会期終了日時が違うので注意。)

入江泰吉まほろばの夏」 展示室B

奈良大和路は『記紀』や『万葉集』のふるさとであり、歴史的な文化遺産など多彩な風物がちりばめられています。今回は「夏の風景」をテーマに入江がとらえた奈良大和路の風物を紹介します

浅田政志写真展「ほぼ家族。」 展示室A

「家族」をテーマに写真活動をする浅田政志の写真展。本人の家族をモデルに消防士や学生生活などコスチュームやシチュエーションを替えた設定でニューモア溢れる作品を紹介します

 美術館情報はこちら

入江泰吉記念奈良市写真美術館

近鉄奈良駅前からバスで移動しようとしたら長蛇の列で、タクシー相乗りで行きました。だいたい1200円くらい。バスだと210円くらいです。

真夏に散策しながら歩くのが好きな方ならバスがオススメ、

暑いの無理という方はタクシーがオススメです。バス停から美術館まで距離があるのです。

 

カラーの写真はまた今度小出しにしていきます(笑)

浅田家

浅田家