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あるまじろみたいな。 写真とか、カメラとか、日常とか。ぎゅっと詰め込んだ場所。

大好きな相棒の門出に。

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3月1日夜も明け切らない早朝。
フクロモモンガのホワイトフェイスな、三男坊。
しづきが、天国に旅立ちました。

大きな声で鳴いて、何事かと思ってみたら、ぱったりぱったりのたうち回って動きが止まり。
心臓マッサージしながら病院へ駆け込んで、『急性心筋梗塞』だよ、と。
延命は懸命ではないと判断して、彼の力に任せることにして、そっと旅に出た。

涙も出ることなく、ただ無の境地で、
すぐに仕事に向かって、
帰り道に、花屋さんで旅立ちの贈り物を探していた。


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テーブルブーケのセットになっていた、
スイートピー花言葉は『門出』

うさぎの八朔、モモンガのあづきよりもわが家に長く居てくれるはずだったけれど、
生まれつき心臓が悪かったのだと医者に言われて、
そうか、キミは次の人生への門出を迎えたんだ、と。
誰よりも早く生涯を終える運命なんだな、と。

まだ泣けず。
家に帰ってきたら困るので、お家を全部処分して。

冬眠騒動のあったときの、きぐるみだけは捨てられなくて、あづきに貰うね、と、しづきに許可をもらって家に遺しただけになりました。

寒くないように
まだまだ真新しいポーチに入って旅に出ました。


色んな方に、切れ長の目が可愛いと言われて、本当にイケメンでした。
きっとあれほどクールなホワイトフェイスにも出逢えないとおもいます。
しづきのことを知ってくださっていた皆様、ありがとうございました。
お披露目できなかったのが、本当に申し訳ありません。

またいつか魂が巡って逢える日を楽しみに。
一緒にいてくれてありがとう。しづき。

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