フィルム写真だけで広島を巡る ー中古カメラと広島ー
雨の広島。
秋の広島。
あき、ちがい。
25年ぶりの広島カープ優勝に沸く、広島。
先日、台風が日本列島横断するタイミングでお邪魔をしていました。
といっても、乗り換えのためだったので、滞在時間は4時間もあるかどうか。
雨だし、宮島へ行きたかったが、無謀すぎると断念して、とりあえず、路面電車に飛び乗った。
広島の港である、宇品港で路面電車に乗り換える。
車両が3基揃ってるのが綺麗だったけれど、時間的に撮影のタイミングを逃す。
松山のちんちん電車との違いは、やはり近代的になっている車両。
揺られること30分くらいで、JR広島駅に着く。
下車するときは、ぜひ、後ろの扉からも降りてほしい。
ワンマンカーであるのに、広島駅になると、後方扉の外に駅員さん2人くらいいて、移動式精算機片手に精算してくれる。25年前と変わらなくて感動した。
僕は、5歳から8歳まで広島に住んでいました。・・・広島優勝時に住んでいたのである。
写真の真ん中の上は、傘の紐がぷらんぷらん。雨の日独特。
大都会からくると主要駅にもかかわらず、小さいと感じる人も多いかもしれない。
確かに、岡山とかの方が駅としてはとても大きく感じる。
でも、これがいい。広島らしい。
そして、カウントダウン表示の前で写真を撮ってる人が多い。
さて、どうやって過ごそうか・・・と途方に暮れていたら、少し雨が和らいだ。
よし、秘密の地図を持って出歩こう。
そう、広島駅前というのは徒歩圏内にいくつもの中古カメラ屋さんが存在する。
それをマップとして公開しているサイトがあって、久々に開いた。
まずは、マスヤカメラさん。
何探しに来た?って声をかけられて、びっくりしつつも、あれはどう?これはどう?って話をしていたら、話題に上がらなかったカメラを買うのを決めて、閉店ギリギリに戻るつもりで、閉店時間を聞き出して失礼した。
川の端っこにあるオーロラカメラさん。
通販でフィルムカメラを探したことがある人なら一度はみたことがある名前だろう。
珍しいカメラをはじめ、膨大なカメラが膨大な量、ある意味、煩雑に置かれている。
足を踏み入れられるスペースは入り口入ってすぐのみで。
大人が直立不動を条件に2人分程度。
本気でやばいお店(笑)
たまたま名古屋から出張で来ててオフだという若人が先客としていた。
「お兄さん、すまんが下がって!お嬢さんどうぞこちらへ」
と言われてもすれ違うことはできない。もはや面白すぎて笑う。
そして、悩み始めると、「全品ネットには載ってるから!買うの決めたら探しておくから!」と名刺を渡される。
対面販売もしてくれるが、もはや、いい意味でカメラが雑多に置かれているので心配になる人も多いんだろな。
おじさまには、カナダ製のバルナックを勧められる。
大丈夫、そんなにお金ないから(笑)
日進堂カメラさん。
ここに到着したら、先ほど僕のために退却を余儀なくされた名古屋の男性が熱心にご主人と話してる姿がドア越しに見えたので、ショーウインドウだけ覗いて、先に別のカメラ屋さんに向かう。
実はこの時点で閉店時間5分前だったとは気づかずに。
ミッキーカメラさん。
実は移転しての営業場所。
綺麗に理路整然とカメラが並ぶ。
カメラごとに、小さなポップみたいなのが貼ってあったり、ちょっとした豆知識が得られますね。
ジャンクコーナーにMAMIYA C220のレンズ無しが1000円で売られていたので、買おうか迷うなど。珍しく買わず。
あとは営業終了となっている様々なカメラ屋さんの前を通り過ぎて、紙屋街の方へてくてく歩くのでした。
長くなるので、本日は、ここまで!
今回の撮影はすべて、
の組み合わせでした。
ちなみに、最初のお店で心に決めていたカメラを迎えできたのかどうは、次回!笑
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