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あるまじろみたいな。 写真とか、カメラとか、日常とか。ぎゅっと詰め込んだ場所。

性自認とは。

また長いことを書くのだろう、と呆れられるのだろうな(笑)

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『中身がほとんど男なトランス。
男の人でも女の人でも好き。
どちらかというと、心の底が女の子か、女子的な陰を持つ、外見は男性に惹かれやすい。
周りからみたら違和感がないから。
温厚さで隠しきれない破壊的なまでの暴力性を見せつけられると心が悦び、他人からみて酷い性癖だろうとそのままありのまま受け入れそれを愛する基準とする。
それくらい特殊な性的指向を自分でも持て余してる。』


なんのこっちゃ、と。
冒頭からわからないだろう。

性自認
この日本語だけでどれだけの人が本当の意味を瞬時に判断できるだろう。

性自認
それは、普通、生物学的性と同じ性を指し、オスに生まれたらオスであり、メスに生まれたらメス。
無自覚に自分はメスである、オスであると認めはじめる性のこと。
女の子ならスカート、男の子ならズボン。
そしてそれをなんの違和感もなく受け入れて、異性に恋をする。
それが異性愛マトリクス。
男の子は女の子に恋をして逆もしかり。

世の中の大多数の仕組み。

ただ、LGBTsが叫ばれる昨今にも、理解されにくい人種がいる。


トランスジェンダーは、身体がオトコなら、心はオンナで、いつかはオンナになりたい人という認識が強いことだろう。
そこでも心と体がチグハグなだけで、異性愛マトリクスが当然と思われている。

そうではない性自認、性指向もいる。

まさに、自分がそうである。
ずっと中性に憧れていたような時期があり、
ただ中身に弱々しいオスを持ってることに気づいた。
そのオスの部分が9割程度支配し、1割はよくわからないQuestionな性別だったが、めんどくさいので(笑)、生きていく上でどうしても女の子である必要性がある時の性別としてオンナノコであると伝えていた。
その人だけしか愛せず、周りには当たり障りなく生きてる(強烈似なると無関心)という性的指向の呼び名を先日聞いたが忘れてしまった。
一瞬それか?と悩んだが、どうも違う。

細かくきちんと向き合ってみたら、
冒頭の性的指向であるとある日気づいた。
Qよりのトランスによるトランス寄りの人に惹かれる。
女の子もすきなのに、男性のほうがすきなの?と疑問を持たれるかもしれないが、それは、隣に住んでるお姉さんに対する淡い初恋に近い対象になります、女の子は。

ロリータ服が好きだし、ただの女の子と思われることもある。
正直な話をするとロリータ服は【これからの時間は女の子として振る舞わないといけない】という戒めでもあったりする。

あーこんなこと書くと嫌われるかな(笑)
女の子と知り合えなくなるかな(笑)
めっちゃビクついてるからね(笑)
なら書くなって?そんなのパンクしてしまう。

なにが言いたかったかわかんなくなってきたけど、
とりあえず、こんな変な人もいるよ、そして出逢ってくれてありがとう、って思ってる話。

昨年末、性自認をもっとライトに話したときに、

『僕にはどっちでも構わないですけどね。
あひる。さんが、あひる。さんなら』

と、その言葉がどれほどの強さを持ち、愛するきっかけの大きな一歩となり得たか。

特殊な性的指向には、たった一言が、天にも昇る自由の翼になる。
相手にしたら、ささいな一言であったとしても。

ありがとう。
言葉をくれた人。


写真はやっぱり違和感があるよね、この身体に。
と思って載っけてみた。



ムーンマーガレット

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